今回の本は
『勝つ投資 負けない投資』
(片山晃、小松原周著 クロスメディア・パブリッシング)
です。
投資家2名による本の上での対談
完全な対談形式ではありませんが
著者である
片山晃氏
シリウスパートナーズCEO
専門学校中退後の4年間をネットゲーム廃人として過ごした後、22歳で株式投資に出会い、投資活動を開始。2005年5月からの7年半で65万円の投資額を12億円まで増やした。(中略)本格的な長期投資を実践している。現在の運用総額は25億円。
引用:『勝つ投資 負けない投資』
(片山晃、小松原周著 クロスメディア・パブリッシング)奥付
と
小松原周氏
大手資産運用会社にてファンドマネージャーアナリストを務める。徹底した企業リサーチと業績予想をもとに投資を行うファンダメンタリストであり、長いキャリアの中で一度も負けたことがないため「不敗の投資家」として知られる。これまでに日米通算で5000社以上の会社へ取材した経験を持つ。(以下略)
引用:『勝つ投資 負けない投資』
(片山晃、小松原周著 クロスメディア・パブリッシング)奥付
が本の上で
勝つ投資と負けない投資とは何なのかというテーマで
それぞれの立場から執筆されています。
その中から投資家としての成長について
述べられている箇所を紹介したいと思います。
リスクに対する考え方をどうするのか
投資はその人の性格が物凄く出ます。また、育ってきた環境や今の家庭の状況などのバックグラウンドによって、リスクに対する考え方も大きく異なります。なので、自分にはどんなやり方が向いているかというのは自身で見つけるしかありません。
ではどのようにして自分に合ったやり方を見つければ良いのかということですが、特に難しいことはありません。いろいろなやり方に実際に触れてみて、それを実践している先駆者のブログや書籍から考え方を学び、しっくりくるまで試してみるのです。
引用:『勝つ投資 負けない投資』
(片山晃、小松原周著 クロスメディア・パブリッシング)p43-44
リスクとリターンのバランス感覚は、極めれば究極の奥義にもなる非常に大切なものです。投資をしている限り失敗はつきものですが、失敗したときの投資案件を「リスクとリターンがどのように変化したのか」という観点から必ず考えるようにしましょう。このようにして失敗から学び、経験値を積み上げていくことで、投資家として成長できるようになります。
引用:『勝つ投資 負けない投資』
(片山晃、小松原周著 クロスメディア・パブリッシング)p137
ということで
世の中には様々な投資手法がありますが
大切なのは自分に見合ったリスクを取っているのかどうかということ
なのではないかなと感じています。
楽して儲けようというのはギャンブルだ。
いずれにしても短期間で大きく利益を上げようというのは
一部の限られた特殊な才能を持っている人間が可能なことであって
一般人が投資家として成功しようとするのであれば
自分に許容できるリスクを取って
投資活動の中から日々学んで
経験を積み上げていくしかないのだなと。
私も少しずつですが1回の負けが小さくなってきているので
自分に見合った手法を見つけるために
日々努力していきます。