【雑記】「家計の安定的な資産形成に関する有識者会議」の内容が案外興味深い。

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金融庁のホームページ巡回をしていて

「家計の安定的な資産形成に関する有識者会議」

の内容について興味深い資料があったので紹介します。

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「家計の安定的な資産形成に関する有識者会議」について


我が国の家計金融資産1,700兆円の過半は現預金であり、これをバランスのとれたポートフォリオに移行させていくことにより、家計の安定的な資産形成を促していくことは重要な課題である。
このため、金融庁としては、「顧客本位の業務運営に関する原則」の策定など、金融機関における顧客本位の業務運営の確立・定着に向けた取組みを進めている。これに加え、積立NISAの創設や、家計に対する実践的な投資教育や情報提供などの取組みも重要であり、これらについて総合的に取り組んでいるところである。
今般、こうした取組みなどを進めていくにあたり、長期・積立・分散投資の促進や、実践的な投資教育・情報提供などについて議論・検討を行うことを目的に、金融庁に「家計の安定的な資産形成に関する有識者会議」を設置する。

出典:金融庁ホームページhttp://www.fsa.go.jp/news/28/sonota/20170201-1.html

という趣旨のもとに設置されている会議なのですが

これの第1回資料と第2回資料が非常に興味深いです。

資料についてはこちらになります。

あまり知られていない日本の現状


・日本の金融資産(約1700兆円)の52%(約900兆円)は現預金
・勤労所得と財産所得比率は米国は3:1に対して日本は8:1
・純資産上位5銘柄の投資信託の日米比較
※当然のごとく日本のほうがパフォーマンスが悪い
・NISAの非稼働口座(作っただけで買付されていない)が全体の50%

普通に生活していると入ってこない情報が満載ですね。

ざっと事務局説明資料だけでも読むと

金融リテラシーが日本人平均を超えそうです。

驚愕のアンケート結果


この資料を読んでいて一番衝撃的な結果だったところが

家計の金融投資リテラシーの現状という項目です。

アンケート調査したところ

投資未経験者の8割が「有価証券への投資は資産形成のために必要ない」

といい、必要ない理由がそれぞれ

  • そもそも投資に興味がないから 60%
  • 投資は損をするリスクがあり、怖いものだと思うから 34%
  • 自分には投資の知識がなく、投資を資産形成に役立てられるとは思わないから 29%
  • 投資はギャンブルのようなもので、資産形成のためのものではないから 21%
    ※複数回答のため合計は100%になりません

また金融や投資に関する教育を受けた機会の有無についても

経験あり 29%

経験なし 71%

経験なしのうち金融や投資に関する知識を身に付けたいと思わない67%

となっているんですが

何だろうアンケートに答えた人は

充分な資産家で未来に何も不安がないとかなのだろうか?

やはりこれは保育所や幼稚園レベルから

金融教育を実施するべき事態でしょう。

日本の投資信託はロクなものがない?


日本では新制度として積立NISAが開始されようとしていますが

金融庁直々にスクリーニングしてくれた結果として

公募株式投信5406本のうち

積立NISAに適合するのは約50本だそうです。

ということは長期資産形成を考えたときに

市場に流れている日本の投資信託のうち99%は

顧客のことを考えてないということになりますかね。

資料でも明確に記載されていますが

日本の投信上位10本は、積立NISAの対象となるものはない

一方で、米国の投信上位10本については、うち8本が積立NISAの対象となる

ということですので

積立NISAでは米国のインデックス投信を買うのが利口かもしれませんね。

その辺りは積立NISA対象投資信託50本との比較をしてみたいところです。

この会議の資料は役に立ちそう


流石に資産形成の会議資料だけあって

なかなか面白いことが書いてありました。

今後も議事録が公開されたらチェックしていきます。

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