私はどうしても気になるので
iTrust新興国株式 愛称:働きざかり~労働人口増加国限定~
を少額積み立てしています。
参考:【資産運用】ピクテ-iTrust 新興国株式がどうしても気になるので少額積み立ててみることにした
5月度の結果はどうだったかを報告します。
5月度の結果
31日に画面を切り取るのが遅れて
6月1日現在の単価になっていますがそれはご了承ください。
取得単価:10,259円
現在単価:9,991円(31日時点だと10,071円でした)
損益:-2.61%
という状況です。
まだ始まったばかりの投信とはいえ
幸先の悪いスタートになってしまいました。
自分の場合、購入したタイミングが
直近では高値に近い金額だったということもあり
運用状況が悪化していますが
初期の基準価額10,000円
との比較であればー9円ですから
投信設定開始日からはほぼ変動なしです。
ただそれだと信託報酬分のマイナスですけどね。
マイナスの理由を考察
まだ運用会社からのレポートは出ていませんが
今回マイナスになっている理由は分かりやすいのかなと。
この投資信託は5月19日に一気に
基準価額がー493円
となっています。
その前日に何が起こっていたかというと
ファンドに17.8%組み込まれているブラジルで
テメル大統領の汚職関与疑惑によって
ブラジルの株価指数である
バベスポ指数が暴落するという
状況が発生しているので
おそらくそれが主要な原因だと思っています。
この汚職関与疑惑で
ブラジルの財政再建を含む経済改革が
頓挫もしくは後退するという見方と
大統領が失脚しても
ビジネス思考で改革は続行される
という見方が出ているようですが
結果としてどうなるかは
この投資信託をかっている人間からすると
非常に関心が強いところとなりました。
早速新興国リスクが出ましたね
購入開始する時点で織り込んでいるとはいえ
やはり新興国の政情の不安さというのが
前面に出てしまった5月度の結果です。
なかなか写真のようなお祭り状態にはなりませんね。
流石に買ってすぐにそういった状態になるとは思いませんし
投資ですので単月で見ても仕方がありません。
バベスポ指数のブレについても
過去のデータをみるとありえる状況ですので
コツコツと積み立てて行ってみましょう。
少額ですから落ち着いてみていられますしね。
この投資信託の中で一番期待している
インドの指数は安定しているので
とりあえずは運用会社からの正式なレポートが
早めに出ることを期待したいです。