【読書】『規律とトレーダー 相場心理分析入門』

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今回の本は

『規律とトレーダー 相場心理分析入門』

(マーク・ダグラス著 関本博英訳 パンローリング社)

です。

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投資家の勝敗の8割は心の在り方によって決まる。


この本で述べられていることの大半はこの内容です。

著者の言いたいことは

どれだけ正しい投資手法を取っていようとも

それを阻害する心理的な要因を取り除かない限りは

マーケットという無慈悲な世界で

生き延びることは難しいということだと思います。

要するに投資における規律を決めたら

確実にそれを実行しなければいけないのですが

色々と理由をつけて実行できなかったりするものです。

これについては

思い当たる節が色々とありますが

この本で参考になった部分を紹介していきたいと思います。

マーケットはあなたの思惑など関係なく正しい。


二人のトレーダーがトレードによって

将来価値に対する自分の考えを表現すれば、

マーケットは形成されるのである。

そしてトレードが成立すれば、

その事実そのものによって

マーケットは正しいということになる。

もしあなたにマーケットを

コントロールするほどの巨額の資金があり、

自分が正しいと思う方向に

相場を引っ張るだけの力があるならば話は別だが、

そうでなければマーケットにとって

あなたが望み、思い、信じたり、または期待することなどは

何の意味もない。

引用:『規律とトレーダー 相場心理分析入門』

(マーク・ダグラス著 関本博英訳 パンローリング社)p71-72

個別株を取引きしてキャピタルゲインを狙う

という手法を取っている投資家の方々は

少なからず経験していると思いますが

例えば自分が上がると思って購入した株式が

買った直後に急に下がり始めたり

もう天井だと思って売ったら

そこからさらに上がったりなどということがあると思います。

ただ問題なのはこの際に

マーケットが間違っているなどということはない

ということです。

基本的にはマーケットでの値段は需給で決まります。

値段が上がるのは

高い値段でも買いたい人がいるからですし

値段が下がるのは

安い値段でも売りたい人がいるからなのです。

そこで取引が成立するのであればマーケットは正しいのです。

ここで自分の思惑と違う動きに対して

元の値段(買った値段・売った値段)までは

戻ってくるはずだなどと思うと

痛い目を見ます。

私もまったく投資の経験がないのに

学習もせずに適当に株を買って

数十万円の損をしたこともありますし

今でも思惑とは違う方向に動いたりということは

それなりにあります。

自分の思惑通りにいかなかったのは

自分の判断のどこかが間違えていたのであって

決してマーケットが間違っているわけではない

のですよね、経験すると痛いほどわかります。

自己信頼と自信について


トレードをしていて一番怖いことは何だろうか

と思うとやはり損失が出るのが一番怖いわけです。

ただ投資の世界に足を踏み入れてみて

思うこととしては

初心者投資家が

最初から全く損を出さずにいるなどということは

不可能に近いねということです。

この恐怖心から解放されるには

きちんとしたトレードの規律を作って

自己を信頼することが大切と述べられていますが

じゃあ自分を信頼するってどうするのよ

と言えば

正しい結果を積み上げていって

少しずつでも利益を出せるようにするということでしょう。

要するに楽して儲けるとか無理なんですよ。

成功している投資家の方々を見れば分かりますが

必ず自分の中に一定のルールがあって

それに従って淡々と取引されている方が

多いように感じます。

そしてそのルールや規律といったものを

たまに天性で持っている方もいますが

大半の方はそれを会得するのに

かなりの量の学習と実践を積み重ねています。

だからこそ自信もあるのでしょう。

私もいずれは、その高みにのぼるために

日々学習を積んで実践していきたいなと

あらためて感じたところです。

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