今日Webを巡回していたら下記のような記事を見つけました。
積立投資に驚きの結果 購入頻度でリターンに大差なし QUICK資産運用研究所 高瀬浩 #マネー研究所#NIKKEISTYLE#新着#iDeCo#購入頻度#投資信託#積み立て投資#ドル・コスト平均法https://t.co/swnBjeRABM
— NIKKEI STYLE マネー研究所 (@nikkeistyle_m) 2017年6月6日
投資の世界では当たり前のことだと
認識されていることは
投資を実践されている人ならともかく
まだまだ一般社会には浸透していません。
こういう記事がどんどん増えてくれて
一般人の目にもとまるようになってくれることを
願うばかりです。
記事の内容
とてつもなく大雑把に言えば
長期で積立投資するのであれば
毎日買おうが
毎週買おうが
毎月買おうが
リターンには極端な差はないということです。
■基準価格のランダム変動が主因
購入頻度を変えても積み立てリターンに大きな差がないというのは、偶然ではなさそうだ。調べてみると、理論的な背景があった。専門的には「調和平均」という数式を使って平均購入単価を計算するのだが、考え方としては「ランダムに変動する価格の平均購入単価は、その購入間隔の影響はそれほど受けず、一定の値に収束する」ということのようだ。株価をはじめ投信の基準価格など金融商品の価格は通常、過去の動きに関係なくランダムに変動する。
いずれにしても、長期でコツコツ投資するなら、毎日、毎週、毎月、隔月も運用成果はあまり変わらないので、頻度にこだわる必要はない。
ということだそうですけれども
投資を学んでいる人ならば
経験則や知識として知っていることでも
投資初心者であれば全くの更地なわけで
こういった知識を色々と分かりやすく紹介できれば
いいなぁと私も思っています。
投資の常識が広まれば投資しやすい環境になるかな?
疑問符をつけているのは
手数料商売をしている方々の抵抗が
予想以上に大きいだろうなぁという個人の意見です。
ですが投資の世界での常識が一般レベルまで広まれば
手数料商売をしているところは
確実に淘汰される方向に進むでしょう。
どこで読んだかは忘れましたが
日本の将来環境は
緩やかな右肩下がりのエレベーターに
なっているかもなどという話もあります。
そのエレベーターから降りて
昇りの階段を自力で一歩一歩のぼるためにも
長期積立投資(特にインデックス)は
有効な手段です。
NIKKEI STYLEさんも
ある程度投資に関心がある層が
ターゲットかとは思いますが
むしろ普通の日経新聞でも
投資初心者というよりは
一般人向けの分かりやすい投資話などを
連載してくれたりすると
さらに広がりを見せるのかな。
いずれにせよ一般の人も
最低限のマネーリテラシーを身に着けて
顧客本位でない手数料商売が消えていき
市場が健全化するためにも
投資の常識=一般常識になっていくといいですね。
私もそういう内容が書けるように
投資の学習を続けていきます。