最近TwitterでやたらとVALUとかいうのが
騒がれておりますけれども
私はそれにいまのところ投資するつもりはありません。
そもそもVALUって何?
VALUは、FacebookやTwitter、Instagramのフォロワー数・友達数に応じて自身の「時価総額」を算出し、模擬株式「MY VALU」(単位はVA)を発行、審査に通れば売り出せるサービス。発行されたVALUはビットコインで購入でき、各個人のVALUの価値は、取引によって株式市場のように上下する。VALU発行者は購入者へのお礼として、限定イベントに招待したり、メールマガジンなどの「優待」を届けることが可能だ。
引用:http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1706/08/news105.html
ということらしいですけど
なんでビットコインのような値動きが
とんでもなく激しいものを媒介して
良く分からない個人に投資をしなければいけないのでしょうか。
運営元のベンチャー企業・VALUは同サービスについて「金銭的な理由で諦めざるを得なかった夢や目標を、ファンから支援してもらい実現できる」「支援者は原石に投資でき、成長すれば応分の見返りを得られる」などと説明。夢を持つ人が利用できる、資金調達の手段だとアピールしている。
引用:http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1706/08/news105.html
趣旨は理解できますし、
法律的な問題はクリアしているそうですが
応分な見返りというのがどの程度なのかも分かりませんし
どうにも胡散臭いです。
既にVALUを発行し売り出しているインフルエンサー著名人が煽って
損はさせないように頑張りますが保証はできませんといった
趣旨のことを言っているのを見かけましたが
株式であれば
出資者を募る投資対象(会社)が努力するのは当然であり
出資者に対する結果(株主に対する配当もしくは株価上昇による資産上昇)
を出さなければ淘汰されるはずなんですけどね。
得体のしれないものにお金を出す悲しさ
わかま屋さんのブログでも取り上げられていますので紹介します。
【ブログ更新】イケダハヤト氏が3日が時価総額20億円を達成してしまうVALUというサービスから漂ってくる危うさ / “全く魅力のない「VALU」が投資先として人気を集めている、この国の金融リテラシーの悲惨” (1 user) https://t.co/oB5G0d3MBe
— わかま屋 (@wakaya21) 2017年6月11日
この内容に私は同意します。
投資対象というよりも博打の対象のようにしか思えません。
何よりも仕組みが良く分からないので
自分が分からないものには投資しないという原則を守りたいと思います。
既に金融リテラシーが低いと思われる方々が
カモになって鍋に飛び込んでいるようで
ただただ悲しいです。
こうなったら投資するかもしれません。
例えばですが
もの凄く優秀な学生さんがいて
肝臓疾患や腎臓疾患などの特効薬研究にお金が必要だけれども
国も法人も少額しか支援してくれないので
追加資金として募集
出資額の割合に対して
その特効薬の特許収入の50%を配当金として分配するとか
そういう内容だったら投資してもいいかもしれません。
それだったらベンチャー投資でもすれば
良いじゃないかとは思いますが
少額からでも投資可能なら面白いかなと。
インフルエンサーが煽っているうちは様子見ですよ。
インフルエンサーに煽られるがままに
大切なお金をだして損をした方々はご愁傷さまです。
そもそも想定される
マイナスリターンが提示できないようなもので
博打をするのが悪いんです。
私は真っ当な出資募集者が出てくるまでは様子見です。
それまでに過疎らなければいいですね。
最悪金融庁に指導とか受けなければいいですが・・・。