来年から開始の積立NISAについて
金融庁から資料が公表されました。
http://www.fsa.go.jp/policy/nisa/20170614-2.html
そろそろNISAの特設サイト上でも
積立NISAのページがつくられても良いと思うのですが
とりあえずは先に紙ベースの資料が公開されたので
きちんとチェックしていきたいと思います。
積立NISAについて
積立NISAについては
概要としては
非課税投資枠等 年間投資上限額:40万円
非課税保有期間:20年間
投資可能期間:平成30年~49年(20年間)
投資対象商品:
長期の積立・分散投資に適した一定の投資信託
(※要件については今後検討
税制改正大綱には、
①信託期間が無期限又は20年以上であること、②毎月分配型でないこと、等について記載)
投資方法 :
契約に基づく定期かつ継続的な方法による買付け
現行NISAとの関係:
現行NISAと選択して適用可能
ということなのでザックリ言えば
来年1月から月約3.3万円を20年間
長期投資に見合った投資信託を選択できるようにするから
定額積立してみて投資というものに慣れてくださいな
ということでしょう。
ただ、そろそろ対象の投資信託を
公表してもいいんじゃないかなぁ
と思うところがありますがね。
まだ半年近くあるといっても
あっという間に過ぎてしまうわけでして
学習のために自分でも
フィルタリングしておけということでしょうか。
積立NISA以外にも結構重要なことが書いてある
項目だけ取り上げても
- 金融所得課税の一体化(金融商品に係る損益通算範囲の拡大)
- 上場株式等の相続税評価の見直し等
- 外国子会社合算税制(CFC税制)の抜本的見直し
- クロスボーダーの債券現先取引(レポ取引)に係る税制の見直し
- 企業年金等の積立金に対する特別法人税の撤廃又は課税の停止措置の適用期限の延長
- 受取配当等の益金不算入制度の見直し
- 協同組織金融機関に係る一括評価金銭債権の割増特例措置の延長
- 投資法人に係る税制優遇措置の延長
- 生命保険料控除制度の拡充
- 「仮想通貨」に係る消費税の課税関係に関する整理
ということで
直接的に関係してきたり
間接的に関係してきそうな内容が結構書かれています。
こういうのをテレビなどのマスコミはきちんと取り上げ
国民の正しい金融リテラシー形成に寄与するのが
役目なんじゃないんですかね
とは思いますがそんな期待はできませんので
自分で調べていきたいと思います。
基本的な仕組みを理解していないと損をする
何でもそうですが
仕組みというのが理解できていないと
損をする世の中になっています。
各自治体のマイナーな補助金などだと
こちらから聞かないと
教えてくれなかったりするものもあったりしますよね。
税制度なんていうのはその最たるものですから
きちんと資料を読んで理解できるようにしておきます。
子供用の資金として積立NISAはまさに検討中ですので
仕組みを分かっておかないといけませんしね。
ざっとは読みましたが週末にでも
きちんと読み直したいなと思います。