今回の本は
『インベスターZ』(18)(三田 紀房著 講談社)です。
さくらちゃんのお母さんが大活躍ですね。
投資男子じゃなくて運用男子っていうとモテるらしいです
前半は「金」の話です。
お金ということではなくて
貴金属としての金(Gold)の話です。
渡辺さんの話で
臆病な人にピッタリな投資とは
- 分散
- 長期
- 低コスト(低手数料)
ということを言っています。
確かにそれはその通りだと思います。
ただ、それが金かと言われるとまた別な問題なので
そこには触れません。
その後、外伝として
ゼンさんの話が出てくるんですけど
女性のハートをぐっとつかむのには
「運用」というキーワードがいいらしいですよ。
本の中では、女性は
投資=株=ハイリスク=危険というイメージらしいですが
運用=堅実=安全というイメージということらしく
(本当かな?)
「株とかはやってないけど金はちょっと持ってる」
っていうと
株などリスキーなものには手を出さず
資産を手堅く防衛し将来設計を
きちんと考えて実行している人と映るらしいです。
(本当かな?(2度目))
婚活経験があるので
婚活中にあまりお金の話を踏み込んですることはないと思いますが
「自信」と「安心」が婚活男子に必要なことは
同意しますね。
金持ってると自信がつくのかなぁ?
ちょっと余裕出来たら買ってみましょうか(笑)
さくらちゃんのお母さんの姿勢は見習いたい
個人的にうまくいっていてほしかった
さくらちゃんの家は
どうやら上手くいっているようです。
喫茶店の経営も株式も順調ということらしく
素晴らしい限りです。
さくらちゃんのお母さんは
迷いのない損切りが出来るらしいですから
私よりも優秀な投資家ですね。
で、具体的な話の内容は
家計の節約や貯金の話になっていくわけですが
話としては本多静六の『私の財産告白』の話です。
私も読んで取り上げていますが
参考:【読書】『私の財産告白』
投資家として必ず読んだほうが良い
良著なのでおススメします。
説明役としてさくらちゃんのお母さんが
『私の財産告白』の重要なポイントを
貯金に秘訣や裏技などというものはなく
ただ小さいことをコツコツと積み重ねるだけ
ということを解説してくれています。
「当たり前のことを当たり前にするところに真理がある」
という域まで達してるんじゃないでしょうか。
家計についてアドバイスしている内容も
コストカットする部分が適切です。
漫画の設定上というところもあるかもしれませんし
私のひいき目も入りますが
それを差し引いても
母子家庭からきちんと金融リテラシーを学んで
身に着けて実践し
安定的な状況まで持ってきている
ということから言えば
投資家として目指すべき理想的な状況の
一つのパターンと言えるのではないでしょうか。
私も見習いたいものです。