特に回し者というわけでもないのですが
SBI証券で米国株式の成行注文が
可能になりますというアナウンスが流れてきました。
具体的な中身を見ていきましょう。
参考: 米国株式「成行注文」が可能となります!(7/17 22:00スタートの現地約定日向け注文より)(SBI証券のページに飛びます。)
内容は?
開始日時
来週7月15日(土)のメンテナンス時間空け
から成行注文受付が開始されるとのことです。
買付余力拘束
とりあえず外貨決済での
特定/一般預かり場合は
寄付前
前営業日の終値(米ドル)×上乗せレート(%)×株数+手数料(米ドル)
寄付語/ザラ場中
注文時点の直近価格(米ドル)×上乗せレート(%)×株数+手数料(米ドル)
ちなみに上乗せレートは
2017年7月8日現在で
基準価格0ドル~100ドル未満:110%
基準価格100ドル以上:103%
ということだそうですね。
注意事項
買付余力拘束方法と不足金発生時の対応について
成行注文においては、米国市場寄付前の買付注文時には前営業日の終値に対して、また、取引時間中の買付注文時には直近価格に対して、当社で定めた一定のレートを上乗せし買付余力を拘束いたしますが、約定時点で買付余力の拘束額を超えて約定し、かつ米ドルの現金残高がなかった場合、外貨不足金が発生いたします。成行注文を取引時間前に注文される場合は、買付余力に余裕を持ってお取引くださいますようお願い申し上げます。
引用:米国株式「成行注文」が可能となります!(7/17 22:00スタートの現地約定日向け注文より 赤字は原文のまま
当然そういうことも発生する可能性があることを
頭に入れておかなければなりませんね。
しかも不足金を解消したらコールセンターに連絡しなければならないので
面倒くさいことこの上なさそうです。
また米国株式には日本のように
ストップ高、ストップ安という概念がないので
その点も注意しておく必要がありそうです。
他の証券会社はどう出てくるのかな
SBI証券が米国株式の成行注文可能になったことで
マネックス証券と楽天証券がどういう対応をしてくるかですね。
とりあえずはネット証券での
米国株式取り扱い三国志は
この3社で繰り広げられていると思いますので
それぞれ切磋琢磨して
個人投資家にとって良い環境を作り出してくれることを望みます。
一番いやなのは何処かが一人勝ちして
他が淘汰されて寡占状態になってしまうことなので
そうならないようにバランスを取ってもらいたいものです。